３Dプリンター 粉末焼結積層(SLS)方式
Fuse1+ を導入しました

この3Dプリンターは、パウダー状の材料をレーザーで焼き固めることにより造形を行います。
機能的かつ頑丈な製品作りができるため、プロトタイプ作成だけではなく、最終製品の造形をも可能にします。
他方式との違いの１つとして、高さ方向に別パーツを積み重ねて造形が行えるという点があげられます。モデルサイズによっては、１回あたり数十～百点程度の部品を同時に造形する事が可能です。

メーカー ： Formlabs
造形サイズ ： W 159 x D 159 x H 295 mm（※）
積層 ピッチ ： 110μ

（※造形ベッドが角丸四角な為、四角形の最大造形サイズは　　W150 x D150mm）

～耐久性に優れたSLSの標準的な素材～

「Nylon12 Powder」は、高い強度を維持しつつ、形状を細部まで忠実に再現できるため、厳しい環境でも安定したパフォーマンスを発揮します。そのため、機能確認を目的とした試作品作成や、複雑な形状を持つ実製品の部品の製造にも使用可能です。

強度：他の方式と比較して強度に関する懸念点が少なく、対応範囲が拡がります。一方で、吸湿性は高いので、環境の変化には注意が必要です。

表面品質：粒子とブラストの影響もあり、積層目は分かりにくいですが曲面部は目立ちます。形状や大きさ・点数等にて、メディアの当たり加減が変わり、色味や仕上がりに個体差が生じる場合があります。また、粉末特有のザラツキがあり摺動性は低いです。表面粗度やXYZ精度から、勘合品のクリアランス0.3mm以上は必要です。

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