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試作とは?少量生産と量産との違いは?

製品開発では、いきなり大量に作るのではなく、まず「試作品」を作って確かめるのが基本です。試作とは、実際の製品に近いものを作ってみて、デザインや機能、作り方に問題がないかチェックする段階のこと。ここで見つけた課題を改善してから、本格的な生産に進みます。

この記事では、試作がなぜ必要なのか、少量生産と量産はどう違うのか、そして弊社がどんなサポートをできるのかをわかりやすくご説明します。

1.なぜ試作が必要なのか

試作をしっかり行うことで、こんなメリットがあります。

デザインの確認と改良

実際に手に取って見ることで、図面だけではわからなかった問題点が見えてきます。「思ったより大きい」「持ちにくい」といった気づきから、最終製品の完成度を高められます。

動作や性能のチェック

試作品を実際に動かしてみることで、機能が期待通りに働くか確認できます。問題があれば、この段階で修正しておけば安心です。

作り方の検証

実際に作ってみることで、「この部分は加工しづらい」「組み立てに時間がかかりすぎる」といった製造上の課題が明らかになります。試作段階で作り方を見直せば、後の工程がスムーズに進みます。

コストの無駄を防ぐ

試作でしっかり確認しておけば、後から大きな修正が必要になることを避けられます。量産してから問題が見つかると、大量の不良品や作り直しで大きな損失につながります。試作段階での投資が、結果的にコスト削減になるのです。

2.少量生産と量産の違い

試作が終わったら、次は実際の生産段階に入ります。ここで知っておきたいのが「少量生産」と「量産」の違いです。

少量生産とは

数十個から数百個程度を作る生産方式です。

量産品向けの専用設備ではなく、試作〜小ロットに最適化された工法が活用されます。

✅特徴
  • 変更しやすい …市場の反応を見ながら、すぐに設計変更や改良ができます
  • 初期投資が少ない …大規模な設備投資が不要で、在庫リスクも抑えられます
  • 市場テストに最適… 新製品を本格展開する前に、お客様の反応を確かめられます
  • 多品種対応 …さまざまな仕様やバリエーションを柔軟に作れます
✅活用されるシーン
  • 新製品の市場投入テストやクラウドファンディング
  • 限定モデルや特注品の製造
  • 季節商品やイベント用製品
  • ニッチ市場向けの製品

量産とは

数千個から数万個以上を大量に作る生産方式です。

初期投資は必要ですが、品質を確保しつつランニングコストを極力下げる工法が選ばれます。

✅特徴
  • コストが下がる - 大量に作ることで1個あたりの製造コストを大幅に削減できます
  • 品質が安定する - 同じ工程を繰り返すことで、品質のばらつきを最小限に抑えられます
  • 供給力が高い - 市場の需要に応えて、大量の製品を安定供給できます
  • 専用設備が必要 - 効率的な生産のため、専用の金型や自動化ラインへの投資が必要です

弊社は試作から少量生産までを専門としています。 数個の試作品から数百個程度の少量生産まで、お客様のニーズに合わせて柔軟に対応いたします。
大量生産(量産)には対応しておりませんが、試作・少量生産の段階で製品を磨き上げ、将来の量産にスムーズにつなげられるようサポートいたします。

3.弊社の強み

弊社は試作から少量生産まで、一貫してお手伝いできる体制を整えています。

👉高精度な試作技術

最新の3Dプリンターやマシニングセンタ(CNC加工機)を使って、複雑な形や細かい部分まで正確に作り込みます。設計データに忠実な試作品を提供できるので、実際の製品イメージをしっかり確認していただけます。

👉幅広い材料に対応

樹脂(プラスチック)からアルミニウムなどの金属まで、さまざまな素材で試作・製造が可能です。製品の用途や求められる強度に応じて、最適な材料をご提案します。

対応材料の例:

  • ABS、PC、PMMA、PA66、PLA、ナイロン、ウレタン、シリコンなどの樹脂
  • アルミニウム、真鍮、マグネシウムなどの金属
  • その他特殊材料(ご相談ください)

👉試作から少量生産まで一貫対応

試作品の製作だけでなく、そのまま少量生産まで同じ工程で対応できるのが弊社の強みです。試作で確認した内容をそのまま活かして生産に移れるので、開発期間の短縮とコスト削減を実現できます。試作のための、設計のサポートや、3Dデータ作りも承っています。また、生地製作だけではなく、塗装や真空蒸着、印刷などのフェイスアップ工程も自社内で対応しております。

👉スピーディーな対応力

お客様のご要望に素早くお応えする体制を整えています。試作段階でのフィードバックを大切にし、改善が必要なときはすぐに対応。製品を一緒に磨き上げていくパートナーとして、きめ細かくサポートします。

まとめ

製品開発では、試作でしっかり確認してから次の段階に進むことが成功の鍵です。少量生産と量産の違いを理解して、自社の製品や予算に合った進め方を選ぶことも重要です。

弊社は試作から少量生産までが専門です。
高精度な加工技術、豊富な材料対応、一貫した製作体制、そしてスピーディーな対応力で、お客様の製品開発をサポートします。

試作や少量生産をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。下記の無料相談から、いつでもお問い合わせいただけます。

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