調色とは、塗装や仕上げにおいて、目的の色を再現するために塗料を調合する工程です。
試作では、本製品と同じ色を異なる素材で再現することが多く、素材や下地の差によって色の見え方が変わるため、細かな調整が必要になります。

調色は、次のような場面で実施されます。
経験による手作業調合
微妙な色の差を人の目で確認しながら調整します。熟練した技術者による精密な色合わせが可能です。。
塗装テストピースの確認
実際に塗って素材ごとの見え方を比較します。樹脂と金属では色の発色が異なるため、素材別の確認が重要です。
光源を変えてのチェック
屋内光・自然光・展示ライトなどで見え方を確認します。照明環境によって色の印象が変わるため、複数の条件で評価します。
塗装: 調色後に塗布する最終工程。調色の精度が塗装品質に直結する
印刷: ロゴや文字との組み合わせで活用される。調色との色合わせが必要
塗装仕上げ: 塗装後の表面状態を整え、ツヤ感や質感を調整する工程。
色見本: 調色の基準となる参照色。RAL、マンセル、PANTONEなどの規格がある
調色は外観試作で重要な工程のひとつです。製品イメージの再現性に直結するため、試作段階でも精度が求められます。
特に展示会や顧客提案用の試作では、本製品と同じ色を正確に再現することで、完成品のイメージを的確に伝えることができます。
素材が異なる場合でも、調色技術により色の統一感を保つことが可能です。
また、量産前の色確認としても重要で、調色段階で色の微調整を行うことで、量産時の色ブレを最小限に抑えることができます。

塗装の解説書です
試作における塗装の基礎知識から、代表的な塗装方法、工程の流れ、仕上げのポイントまでをまとめた資料を無料公開しています。
グラデーションやシボなど、塗装で表現できる質感サンプルも掲載しています。
外観や意匠を重視する場合、非常に重要となるのが塗装を含めたフェイスアップです。
ロゴやボタンに記載する文字などは、シルク印刷やインクジェット印刷で表現します。
塗装・印刷以外にも、真空蒸着処理などの表面処理方法があります。
外観や意匠を重視したモックアップをデザインモデルと呼びます。デザインモックと呼ばれることもあります。
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