調色(ちょうしょく)

調色とは?

調色とは、塗装や仕上げにおいて、目的の色を再現するために塗料を調合する工程です。

試作では、本製品と同じ色を異なる素材で再現することが多く、素材や下地の差によって色の見え方が変わるため、細かな調整が必要になります。

調色済みの塗料

調色済みの塗料

どんなときに使う?

調色は、次のような場面で実施されます。

  • ブランドカラーや製品色を忠実に再現したいとき
  • 色味や質感を事前に確認したいとき
  • 展示用モデルや試作品を本物に近づけたいとき
  • 塗装工程の前段階で最適な配合を決めたいとき

よく使われる手法

経験による手作業調合
微妙な色の差を人の目で確認しながら調整します。熟練した技術者による精密な色合わせが可能です。。

塗装テストピースの確認
実際に塗って素材ごとの見え方を比較します。樹脂と金属では色の発色が異なるため、素材別の確認が重要です。

光源を変えてのチェック
屋内光・自然光・展示ライトなどで見え方を確認します。照明環境によって色の印象が変わるため、複数の条件で評価します。

よくある対象製品

  • 樹脂試作品 切削加工品や真空注型品など、様々な樹脂部品に適用されます。素材の色や質感に合わせた調色が必要です。
  • 金属部品 意匠確認モデルなど、外観評価用の金属部品に使用されます。金属特有の下地色を考慮した調色が求められます。
  • 展示会用モックアップ 本製品に近い外観を再現するための展示用モデルに適用されます。視覚的な完成度が重要です。

関連用語

塗装: 調色後に塗布する最終工程。調色の精度が塗装品質に直結する
印刷: ロゴや文字との組み合わせで活用される。調色との色合わせが必要
塗装仕上げ: 塗装後の表面状態を整え、ツヤ感や質感を調整する工程。
色見本: 調色の基準となる参照色。RAL、マンセル、PANTONEなどの規格がある

試作製造での特徴

調色は外観試作で重要な工程のひとつです。製品イメージの再現性に直結するため、試作段階でも精度が求められます。
特に展示会や顧客提案用の試作では、本製品と同じ色を正確に再現することで、完成品のイメージを的確に伝えることができます。

素材が異なる場合でも、調色技術により色の統一感を保つことが可能です。

また、量産前の色確認としても重要で、調色段階で色の微調整を行うことで、量産時の色ブレを最小限に抑えることができます。

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★関連サービス

塗装

外観や意匠を重視する場合、非常に重要となるのが塗装を含めたフェイスアップです。

印刷

ロゴやボタンに記載する文字などは、シルク印刷やインクジェット印刷で表現します。

表面処理

塗装・印刷以外にも、真空蒸着処理などの表面処理方法があります。

デザインモデル

外観や意匠を重視したモックアップをデザインモデルと呼びます。デザインモックと呼ばれることもあります。

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