光沢仕上げ(こうたくしあげ)

光沢仕上げとは?

光沢仕上げとは、試作品や製品の表面を磨き上げ、ツヤを持たせる仕上げ方法です。
表面を滑らかに整えることで外観の高級感が増し、塗装やめっきなど後工程の密着性を高める役割もあります。

光沢仕上げ

光沢仕上げ

どんなときに使う?

光沢仕上げは、次のような場面で活用されます。

  • 製品の外観品質を高めたいとき
  • 展示会用やプレゼン用モデルを美しく見せたいとき
  • 塗装やめっきの下地処理を行いたいとき
  • 透明樹脂(アクリル、PCなど)の透過性を高めたいとき

よく使われる手法

研磨仕上げ(バフ研磨、サンドペーパー)
樹脂や金属の表面を滑らかにします。段階的に番手を上げることで鏡面仕上げに近づけます。

コーティング仕上げ
クリア塗装や光沢剤でツヤを強調します。研磨との組み合わせでさらに高い光沢が得られます。

機械研磨
回転工具や自動研磨機で均一な光沢を出します。効率的に安定した品質を実現できます。

よく使われる対象

  • 外観確認用の試作モデル デザインの最終確認や評価用のモデルに適用されます。製品イメージの再現に重要です。
  • 展示会用モデル 来場者に製品の魅力を伝えるための視覚効果として活用されます。第一印象を大きく左右します。
  • 意匠パネル デザインサンプルや提案資料として使用されます。質感の確認に有効です。
  • 透明樹脂部品 アクリルやPCなどの透過性を向上させる目的で施されます。光学特性の確保に重要な工程です。

関連用語

仕上げ: 表面を整える総合的な工程。光沢仕上げはその一手法
塗装: 光沢仕上げと組み合わせて外観を高める。下地の光沢が塗装品質に影響する
バフ研磨: 回転する布製の研磨輪で磨く方法。光沢仕上げの代表的な技術

試作製造での特徴

光沢仕上げは、外観の完成度を大きく高める仕上げ技術です。試作段階でも本製品に近い見た目を再現できるため、展示会モデルや外観確認用試作で広く利用されます。

特に透明樹脂部品では、光の透過性を確保するための重要な工程として活躍します。3Dプリンターや切削加工で製作した部品は表面に積層痕や加工痕が残るため、光沢仕上げによってこれらを除去し、滑らかで美しい表面を実現することができます。

★資料ダウンロード

デザインモデル白書

デザインモデルの解説書です

試作におけるデザインモデル白書

光沢仕上げが必要とされる場合が多い、デザインモデルの解説書です。
展示会で技術力を示すために製作したデザインモックの製作の流れや構成パーツの材質・工法も解説しています。

★関連サービス

デザインモデル

外観や意匠を重視したモックアップをデザインモデルと呼びます。光沢仕上げがよく用いられます。

塗装

外観や意匠を重視する場合、非常に重要となるのが塗装を含めたフェイスアップです。

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